我が家の16歳になる長男は、東京生まれです。出産直後2ヶ月ほどは、実家の母や母親としては先輩の妹、義理の母が交互に来てくれて、初めての子育てにも徐々に慣れ、たまには息抜きもできて大変助かりました。親子3人の生活も軌道に乗り乗り半年ほど過ぎたある日、アメリカ人の夫が息子をベビーシッターに預けて映画に行こうと言い出しました。当時はまだまだ情報量の少なかったインターネット上で、ベビーシッター・サービスを探しましたが、何と東京でアクセスできるのはわずか数件でした。おまけにどこも入会金やら保証金やらも恐ろ...
続きを読む≫ 2014/08/06 11:55:12 メイン
ニューヨークに越して来て数日後には、最初のシッター・サービスを利用しました。インターネット上では、多数のエージェントが検索でき、急な場合でも空いているシッターさえ見つかれば、1時間後にでも来てもらえます。日本のエージェントのようにややこしい手続きや入会金などはありません。エージェントを通している分料金は個人契約より高めですが、シッターの質は保証されています。気に入ったシッターができれば、もちろん指名も可能です。でも、この手のシッターを使うのは、旅行者や短期滞在者がほとんどで、居住者はたいてい個人...
続きを読む≫ 2014/08/06 11:55:53 メイン
ニューヨークの街を歩いていると、明らかにベビーシッターとわかる女性達の多さに気付きます。白人の子供達を、黒人、ヒスパニック、アジア系の女性が世話しているからです。彼らは大抵フルタイムのケアギヴァー(学校関係者はシッターをこう呼びます)です。両親が共稼ぎの場合は、生後直ぐからこうしたケアギヴァーにほとんどの育児を任せている場合も多いようです。こうしたケースでは、週末を除く通いのフルタイムがほとんどです。また、マンハッタンの超富裕層は、やはり子供が生まれると同時に住み込みの専属のナニーを雇うことが多...
続きを読む≫ 2014/08/06 11:56:18 メイン
アッパー・イースト一世帯数の多いアパートメントに住んでいる友人は、同じビルの居住者の高校生の子弟をよく単発のベビーシッターとして使っていました。子供達がある程度大きくなって、夫婦でディナーに出かける数時間程度のお留守番なら、シッターも大人でなくても十分なのです。よくアメリカ映画でご近所の高校生を雇っているあのパターンです。彼女は、週何回と定期的に来るシッターも、大学のインターネット掲示板を利用して何人か確保していましたが、これもよくあるケースです。我が家も同様のパターンでしたが、子供の放課後の数...
続きを読む≫ 2014/08/06 11:56:35 メイン