一昔前の日本のベビーシッター事情

我が家の16歳になる長男は、東京生まれです。出産直後2ヶ月ほどは、実家の母や母親としては先輩の妹、義理の母が交互に来てくれて、初めての子育てにも徐々に慣れ、たまには息抜きもできて大変助かりました。親子3人の生活も軌道に乗り乗り半年ほど過ぎたある日、アメリカ人の夫が息子をベビーシッターに預けて映画に行こうと言い出しました。当時はまだまだ情報量の少なかったインターネット上で、ベビーシッター・サービスを探しましたが、何と東京でアクセスできるのはわずか数件でした。おまけにどこも入会金やら保証金やらも恐ろしく高額で、しかもかなり胡散臭いシステムのものもあり、正直なところ、現実に驚きました。ベビーシッターが当たり前の国で育った夫にはまさに衝撃だったようです。結局、いろいろと情報を集めてみて、個人のシッターではなく、某ホテルのベビールームを使用しました。ホテル利用者であることが条件なので、映画を見たりした後、ホテル内のレストランで食事というのがパターンになりましたが、納得のサービスで、ニューヨークに越すまではよくお世話になりました。

日本で乳幼児を預ける大変さに+1 !


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マンハッタンのベビーシッター
ニューヨークに越して来て数日後には、最初のシッター・サービスを利用しました。インターネット上では、多数のエージェントが検索でき、急な場合でも空いているシッターさえ見つかれば、1時間後にでも来てもらえます。日本のエージェントのようにややこしい手続きや入会金などはありません。エージェントを通している分料金は個人契約より高めですが、シッターの質は保証されています。気に入ったシッターができれば、もちろん指
ベビーシッターの役割
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賢いベビーシッター選び
アッパー・イースト一世帯数の多いアパートメントに住んでいる友人は、同じビルの居住者の高校生の子弟をよく単発のベビーシッターとして使っていました。子供達がある程度大きくなって、夫婦でディナーに出かける数時間程度のお留守番なら、シッターも大人でなくても十分なのです。よくアメリカ映画でご近所の高校生を雇っているあのパターンです。彼女は、週何回と定期的に来るシッターも、大学のインターネット掲示板を利用して