ベビーシッターの役割

ニューヨークの街を歩いていると、明らかにベビーシッターとわかる女性達の多さに気付きます。白人の子供達を、黒人、ヒスパニック、アジア系の女性が世話しているからです。彼らは大抵フルタイムのケアギヴァー(学校関係者はシッターをこう呼びます)です。両親が共稼ぎの場合は、生後直ぐからこうしたケアギヴァーにほとんどの育児を任せている場合も多いようです。こうしたケースでは、週末を除く通いのフルタイムがほとんどです。また、マンハッタンの超富裕層は、やはり子供が生まれると同時に住み込みの専属のナニーを雇うことが多いようです。母親(または父親)が外で働いていない我が家のような場合は、必要に応じて、単発や子供のスケジュールに応じた定期的なパターンで、ベビーシッターを利用するケースがほとんどです。我が家も日中、夜の単発以外に、子供達のアフター・スクールのアクティビティーのスケジュールが合わなくなった数年間は、毎週定期的にお世話になりました。シッターと私がそれぞれ子供を1人ずつ学校に迎えに行き、別々のレッスンなどに連れて行く訳です。上の子が7年生(日本の中学1年)になって、ある程度1人で行動するようになるまでは、ベビーシッター無しの生活はあり得ませんでした。日本語を忘れないようにという目的の為にも、日本人のベビーシッターさん達は大切な存在でした。

シッターの皆さん、いろいろ世話になりましたに+1 !

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