マンハッタンのベビーシッター

ニューヨークに越して来て数日後には、最初のシッター・サービスを利用しました。インターネット上では、多数のエージェントが検索でき、急な場合でも空いているシッターさえ見つかれば、1時間後にでも来てもらえます。日本のエージェントのようにややこしい手続きや入会金などはありません。エージェントを通している分料金は個人契約より高めですが、シッターの質は保証されています。気に入ったシッターができれば、もちろん指名も可能です。でも、この手のシッターを使うのは、旅行者や短期滞在者がほとんどで、居住者はたいてい個人契約のシッターを使っています。これには、共働き家庭のフルタイムのシッターから、同じビルに住む住人のハイティーンの子弟を随時シッターとして雇うケースまで、いろいろと幅があります。13歳までの子供のいる家庭で、シッターを全く使わないということは先ず考えられませんので、学校やご近所などからも良いシッターの口コミ情報は結構入ってきます。エレベーターで会ったシッター候補に出会ったり、学校でハイスクールの生徒を紹介されたりということもあります。我が家も、子供達がプリスクールに通い始めて数ヵ月後には、知人から紹介された数人の若い日本人のシッターさんたちを定期的にお願いするようになりました。

アメリカ社会に無くてはならないベビーシッターに+1 !

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ベビーシッターの役割
ニューヨークの街を歩いていると、明らかにベビーシッターとわかる女性達の多さに気付きます。白人の子供達を、黒人、ヒスパニック、アジア系の女性が世話しているからです。彼らは大抵フルタイムのケアギヴァー(学校関係者はシッターをこう呼びます)です。両親が共稼ぎの場合は、生後直ぐからこうしたケアギヴァーにほとんどの育児を任せている場合も多いようです。こうしたケースでは、週末を除く通いのフルタイムがほとんどで
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